仕事で、久しぶりに御茶ノ水へ来た。
普段来ない町に来ると、やっぱり昼飯が楽しみだ。
御茶ノ水近辺でで昼飯ということならば、カレーだ蕎麦だと思いつくもところはたくさんあるし、学生の町でもあるから
安くて、ボリュームがたっぷりのお店もたくさんある。
そして、思いついたのは、山の上ホテルの天丼だ。
「山の上ホテルのてんぷら」といえば、耳にしたのは、一度や二度ではない、
いろんな人の美味しいエッセイに登場する素敵な場所、てんぷらの名門というイメージだ。
勿論行ったたことなどないが、憧れのお店だ。
きっと、3,000円くらいはするだろうな、普通に考えて昼飯に出せる値段ではない
でも、久しぶりに、御茶ノ水に来たのだし、給料ももらったばかりだ、
それに、3月は、妙に忙しくて、精神的にバテている。
などなど理由をくっつけて、贅沢してしまうことにした。
お茶の水の駅から楽器屋さんの並ぶ通りを下っていく、
小学校から中学にあがる頃、フォークギターが欲しくて、父親に初めてこの町につれてきてもらった時の事を思い出した。
坂の途中に看板があり、右に曲がって坂道を登ってゆくと山の上ホテルにたどり着く。
当たり前だが、建物は今風でなく、全体的にこじんまりした感じが温かい。
てんぷらの「山の上」は入って右奥、「お昼に天丼食べられますか?」
一応確認してから案内してもらう。
カウンターでてんぷらを揚げている人のまん前に案内していただいた。
これはとってもうれしい。
だって、目の前で料理をしてくれる人の姿を見られるなんて、どんなLIVEコンサートにも負けない楽しさがあるではないか。
お寿司屋さんに行っても、焼き鳥やさんに行ってもも、カウンターの前に座れば、もうワクワクでジーッと見つめるばかりなのだ。
デパートの物産店では、実演コーナーに気をとられえて立ち止まり、離れられなくなってしまう。
この日も、衣の薄さに驚いたり、それぞれ違う野菜の下処理の仕方を大いに楽しむことができた。
ところで、僕が頼んだのはかき揚げ丼、たれは甘口と辛口から選ぶことができる。辛口を頼んだ。
中身は海老と貝柱、その上にしし唐がのっている。
衣が薄いから、たれを吸い過ぎないのでべシャッっとしていない。

海老や貝柱をコロコロと箸でほぐし、ご飯と一緒にほおばると、あまくて幸せ、やっぱり辛口のタレで正解。
こうやってかき揚げをほぐしながら、一口づつご飯と一緒にほおばれるのがかき揚げ丼のいいところだなー。
値段は大体予想の範囲内だった・
ご飯の美味しさとライブの楽しさを味わい、いろんな意味で大満足。
コースの最後に出されているらしい、ソラマメのかき揚げのてんばらご飯が旨そうで実はとっても食べたかった。
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